フェミニズム 音楽

Madonnaによる女性エンパワメントスピーチほぼ全文@Billboard Woman of the year 2016

Billboard Women in Musicとは?

Billboardが2007年から開催している"Billboard Women in Music"。こちらは音楽業界に顕著な功績を残し、その作品と成功を通して、女性をエンパワメントし続けている女性アーティストを表彰するイベントです。

アメリカ音楽業界では、70〜80年代は個々のアーティストがフェミニズムを訴えてきましたが(MadonnaやCyndi Lauper他多数)、90年代にはその動きが「ガールパワー」と呼ばれるまでに拡大(Sarah McLachlanによる女性だけのフェスLilith Fairの開催、VH1でのDivasLiveの開催、コンドームルックでSafe Sexを訴えるTLCの台頭、ビヨンセの古巣DestiniesChildのデビュー他多数)。2000年代に入ってからは、顔と名前を出しての性被害やDVの告発が相次ぎ(Harvey Weinstein騒動からの"metoo"や"times up"ムーブメント、Kesha等のレイプ被害告発他多数)、今や業界を挙げてジェンダーギャップの是正に力を入れています。

Billboard Women in Musicは、このような女性の闘いを受けて設立されたアウォードであり、中でもWoman of the yearは、その年に活躍した女性アーティストに授与されるものとなります。受賞者一覧は下記。

第10回Woman of the year受賞

2016年、自身が持つ 女性アーティストとして史上最高の興行収入記録を更新したQueen of POP。今回はその功績が讃えられ、第10回となるWoman of the yearに選ばれました。

「性的な事=はしたない、みっともない」「同性愛者=異端」とされる時代から、自由で過激なパフォーマンスを繰り広げてきたマドンナ。82年のデビュー時からジェンダーギャップ、ルッキズム、エイジズム、ヘイト諸々に苦しんできた歴史があります。こちらのスピーチはその集大成とも言えるもので、フェミニズム全開の痛快な内容。ジェンダーギャップの激しい国に暮らす女性陣にこそ、ご覧頂きたい内容になっています。

Madonna スピーチほぼ全文(2016年12月9日)

注:オリジナルのスピーチは16分半程なのですが、現在公式に上がっている上記動画は、10分半程に編集されているもの。「私はドアマットだった(踏みつけられてきた)」という名言もカットされており、個人的には非常に納得がいかないのですが……下記の拙訳は、OAされたものと、会場にいらした方の動画から拾い集めたものとなります。公式動画からは抜け落ちている箇所がございますので、予めご了承下さい。

First of all, I wanna say thank you to Labyrinth. That was an amazing, amazing performance. I am a huge fan and I heard his song ”Jealous” and I played it over and over again and I cry over and over again. He's truly amazing and touched...Can I put this down?Sorry. Seriously.it's better this way. I always feel better when something hard between my legs.

まず、(直前にマドンナに捧げるパフォーマンスをした)Labyrinthに感謝します。素晴らしいパフォーマンスでした。私は大ファンで、彼の曲「Jealous」を何度も聞いて、何度も泣いたんだけど、彼って本当に素晴らしくて感動します……これ(トロフィ)、置いてもいい?ごめんなさい、この方がいいから。足の間に何か硬いものがある方が、心地良いんです。

郷里のミシガンから、危険なNYへ

I stand before you as a doormat ... Oh, I mean, as a female entertainer.

私は皆さんの前に、ドアマットとして立っています。ああ、”女性のエンターテイナーとして”って意味です。

Thank you for acknowledging my ability to continue my career for 34 years in the face of blatant misogyny, sexism, constant bullying and relentless abuse.

34年間に渡って、このキャリアを続ける才能を認めて下さって有難うございます。あからさまなミソジニー(女性嫌悪)、性差別、絶え間ないイジメ、容赦ない罵詈雑言を喰らわせてきたにも関わらずね。

When I started it, there was no internet. So people had to say it to my face. They were very few people I have to clap back at because life was simpler then.

私がキャリアを始めた時、インターネットはありませんでした。だから人は、私に直接暴言を吐きました。あの頃の生活は今よりシンプルだったので、言い返さなければならない人は、そんなにいませんでした。

People were just dying of the AIDS everywhere, Manhattan was under the siege of a plague, and it wasn't safe to be gay. It wasn't cool to be associated with gay community.

人々はそこら中でエイズで死にかけていました。マンハッタンは本当に酷くて、同性愛者でいる事は安全ではありませんでした。同性愛者コミュニティとお付き合いする事は、イケてる事ではありませんでした。

When I first move to New York, I was a teenager. It was 1979 and NY was a very scary place. In the first year, I was held up at gunpoint, raped on a roof top with a knife digging into my throat. And I had my apartment broken into and robbed so many times, I just stopped locking the door.

最初にNYに越してきた時、私はティーンエイジャーでした。1979年で、NYはとても怖い場所だった。最初の年、私は銃を突きつけられて、ルーフトップでレイプされました。喉にナイフを突きつけられながらね。アパートは何度も強盗に入られて、施錠する事をやめました。

In the years to follow, I lost almost every friend I had to AIDS, or drugs or gunshot. As you can imagine, all these unexpected events, not only helped me become the daring woman that stands before you, it also reminded me that I’m vulnerable.

その後も、殆どの友達をエイズや薬や銃で亡くしました。ご想像通り、これらの予期していなかった出来事は、私を皆さんの前に立つ勇敢な女性にしただけでなく、私は脆いのだという事に気付かせました。

”フェミニズムなんて知らなかった。アーティストになりたかっただけ”

And in life, there is no real safety except self-belief. And an understanding that I, I’m not the owner of my talents. I’m not the owner of anything. Everything I have is a gift from God. And even the shitty fucked-up things that happened to me, that still happen to me, are also gifts to teach me lessons and make me stronger. No matter how much I cried about it when I'm alone, no matter how much I rant about the unfairness of it all, to any friend who will listen.

人生において、自分を信じる事以外に、本物の安全なんてありません。そして私は、自分の才能の持ち主は私ではないと理解しました。私は何の持ち主でもないのです。私が持つものは、全て神からの贈り物なのです。そして私に起こった最低にクソみたいな出来事は…今も起こってますけど…私に教えを施し、私を強くする贈り物だと言えます。私が一人でいる時に、どれだけ泣いていようと。友達相手に、その理不尽さをどれだけ騒ぎ立てていようと。

I'm not here so much because I care about awards. I'm here because I want to say thank you.I’m receiving an award for being woman of the year. So I asked myself : what can I say about being a woman in music business ? What can I say about being a woman ?

私は賞を気にかけて、ここにいるわけではありません。私は感謝したくてここいいるんです。私は「Woman of the year」を受賞するに当たり、自分に問いかけました。音楽業界で女性でいる事について、何が言えるだろう?女性である者として、何が言えるだろう?

When I first started writing songs, I didn’t think in a gender specific way. I didn’t think about feminism. I just wanna be an artist. I was of course inspired by Debbie Harry, by Chrissie Hynde, Aretha Franklyn but my real muse was David Bowie.

私が曲を書き始めた時、性別は特段気にかけませんでした。フェミニズムについても考えていませんでした。私はただ、アーティストになりたかったのです。私は勿論、Debbie Harry(Blondie)Chrissie Hynde(The Pretenders)Aretha Franklynなどに影響されましたが、私にとって真のミューズはDavid Bowieでした。

代表曲「Call Me」含むベスト版。デボラハリーは、レイプ被害や連続殺人鬼による誘拐未遂経験もある。
クリッシーは、マドンナ曰く"she's got balls, she's awesome!"
2018年に惜しくも亡くなったQueen of Soul。
ボウイは多作且つ、時期によって大分違うので、入り方を間違えると敬遠されがち。初心者は聞きやすいベスト盤がお勧め。

"男であれば、ルールはない。女は、ゲームをしなければならない"

He embodied male and female spirit, that suited me just fine. He maybe think there were no rules. But I was wrong : there are no rules if you’re a boy. If you’re a girl, you have to play the game. What is that game ? You are allowed to be pretty, and cute, and sexy, but don’t act too smart, don’t have an opinion, don’t have an opinion that it’s out of line with the status quo at least.

ボウイは男性と女性の精神を持っていて、それは私にしっくり来たのです。彼は多分、ルールなんて無いと考えていました。でも私は間違っていました。男であれば、ルールがないのです。女は、ゲームをしなければなりません。ゲームとは何か。あなたは、可愛くて、キュートで、セクシーでいる事は許されます。でも、あまり賢く振る舞ってはいけないし、意見を持つことも許されません。少なくとも、現在の価値観を超える意見はダメ。

You’re allowed to be objectified by men and dressed like a slut but don’t own your slutteness and do not – I repeat – do not share your own sexual fantasies with the world. Be what men want you to be, but more importantly, be what women feel comfortable with you being around other men. And finally, do not age because to age is a sin. You’d be criticized, you’d be vilified and you would definitely not be played on the radio.

男性からモノとして見られる事は許されるし、淫らな格好をするのも許されます。でも、淫らな自分に自信を持ってはいけません。そして、決して…繰り返しますが、決して、性的な妄想を世界に発信してはいけません。男が望む女でいなければなりません。でももっと大事な事は、あなたが他の男性と一緒にいても、女性に嫌われないモノにならなければなりません。そして最後に、歳をとってはダメ。何故なら、歳をとるのは罪だからです。あなたは批判され、中傷され、絶対にラジオで曲をかけてもらえなくなります。

筆者注:米音楽業界で売れるには、ラジオでのOAがとても大事。日本と違い、ラジオ局は「Top40」「Rock」「Country」「News」等、ジャンルによって分かれている為、複数の局でOAされる楽曲を制作すると大きく売れる。例えばTaylor Swiftのロールモデルの一人Shania Twainは、ロック系のプロデューサーを起用し、それまでの「古臭いカントリー」の幅を超えた楽曲を制作した事で複数のラジオ局を網羅し、爆発的に売れた。逆にラジオでのOAが制限されると、売れない。インターネットが一般的になる以前、ラジオ局に嫌われるのは致命的な事だった。

When I first became famous, there were nude photos of me in Playboy and Penthouse magazine, photos that were taken from art schools that I posed for back in the days to make money. They weren’t very sexy, in fact I looked quite bored and I was. But I was expected to feel ashamed when these photos came out, and I was not, and this puzzled people. Eventually I was left alone because I married Sean Penn and not only would he bust a cap in your ass, but I was taken off the market. So for a while, I was not considered a threat.

私が初めて有名になった時、PlayboyとPenthouseに私のヌード写真が載りました。それは昔、お金を稼ぐ為に美術学校で撮影されたものです。そんなにセクシーでもなく、実際、凄く退屈そうに見える写真です。退屈だったんですけど。それらの写真が世に出た時、私は恥じる事を期待されましたが、別に恥じませんでした。そしたら、それが人々を困惑させたのです。でも結局放っておかれました。Sean Pennと結婚したからです。彼は”人のケツに弾をブチ込むような”人だったし、女の市場から下ろされたのです。だから暫くの間、私は脅威とは見做されませんでした。

マドンナがPOPアイコンになる前の写真を集めた写真集。

Years later, divorced and single – sorry Sean – I made my Erotica album and my Sex book was released.I remembered being the headlines of every newspaper and magazine. And everything I read about myself was damning. I was called a whore and a witch. One headline compared me to satan. I said, wait a minute, isn’t Prince running around with fishnet and high heels and lipstick with its butt hanging out ? Yes, he was, but he was a man.

数年後、離婚して独身になって……ごめんねショーン…私はアルバム『Erotica』を作って、『Sex(本)』を出版しました。全ての新聞と雑誌の見出しを飾ったのを覚えています。そして私が読んだもの全てが、猛烈な批判でした。売春婦や魔女と呼ばれました。ある見出しは、私をサタンと比較しました。私は、ちょっと待って?Princeだって網タイツとハイヒールを履いて、口紅を塗って、ケツ出して走り回ってるよね?そう思いましたが、そう、彼は男だったのです。

1992年にリリースの5枚目のスタジオ・アルバム。当時は相当な議論を呼んだが、「The Girlie Show Tour」は大成功を収めた。
Steven Meisel撮影、アルバムEroticaの前日に発売され大きな議論を呼んだ。
殿下も多作…初心者はベスト盤か本作パープルレインがお勧め。

This is the first time I truly understood that women really did not have the same freedom than men. I remember walking down the street in NY with Keshishian the director of truth or dare, on a freezing cold night and I said to him I feel like the most hated person on the planet.

その時初めて、女性には男性と同じ自由はないという事を心から理解したのです。『truth or dare』の監督Keshishianと極寒の夜のNYを歩いた時の事を覚えています。私は彼に、自分は地球上で最も嫌われている人物のように感じると言いました。

1991年に公開されたマドンナのドキュメンタリー映画。ツアーの舞台裏のみならず、プライベートの彼女を見ることができる。

女性の仲間を求めて……”私は悪いフェミニスト”。

I remember feeling paralyzed. It took me a while to put myself together and get on with my creative life, to get on with my life. I took comfort in the poetry of Maya Angelou, in the writings of James Baldwin and in the music of Nina Simone. I remember wishing that I had a female peer that I could look to put support.

感覚がおかしくなったのを覚えています。自分を取り戻して、物作りをする日々に戻り、前向きに生きるには、暫く時間がかかりました。私はMaya Angelouの詩や、James Baldwinの本や、Nina Simoneの音楽に癒しを求めました。支えてくれる女性の仲間の存在を願ったのを覚えています。

”If you have only one smile in you give it to the people you love".アメリカで最も影響力のある人物の一人。
James Baldwinの代表作"He knew that sin was not in their minds—not yet".
黒人女性の魂を歌い続けたニーナ。"Why am I alive , anyway?"
映画「Before sunset」でのニナの描写(ネタばれ注意)。

Camille Paglia, the famous feminist writer, said that I set women back by objectifying myself sexually. Oh, I thought, so if you’re feminist you don’t have sexuality, you deny it. So I said : fuck it, I’m a different kind of feminist, I’m a bad feminist.

著名なフェミニスト作家のCamille Pagliaが、私は自分自身を性的なモノとする事で、女性全体の地位を下げていると言いました。へえ、フェミニストは性的な欲求がないんだ、否定するんだ、と思いました。だから言ったんです、”クソかよ、じゃあ私は別の種類のフェミニストだね、悪いフェミニストだ”って。

「アンチフェミニズムのフェミニスト」と揶揄的に言われる。

娘の誕生……”これ以上、犠牲者でいるわけにはいかない”。

A few years later, my daughter was born and this new life gave birth to my album Ray of light, and an interest in universal laws, the concept of cause and effect, and the desire to have a spiritual life. I realized that I could not be a victim any longer. That everything happens for a reason and my job is to learn from every shit storm I wandered into and to persevere.

何年か経って娘が生まれて、その新しい生活が、アルバム『Ray of light』を生みました。普遍的法則、因果論への興味、霊的な生活への欲望です。そして私はこれ以上、犠牲者でいるわけにはいかないと思いました。全ての事には理由があるのです。私の仕事は、ブチ込まれてしまったクソみたいな嵐の中から、学び、耐える事なのです。

1998年にリリースされたマドンナ7枚目のスタジオアルバム。

In 1984, I know I'm jumping backwards, I made my first big TV appearance on the Dick Clerk Show and I'm sung my song "Holiday". At the end of the show, Dick shoved a microphone in my face and he asked me if I had any plans to the future and I say "yeah, I wanna rule the world". I watched the footage I look back at that moment and I am stunned my audacity, I had not plan to say that, it just fell out from my mouth, like most of the things.

1984年、話は前後しますけど、初めてのTV出演をしました。Dick Clerk Showで、Holidayを歌ったんです。ショウの最後、Dickは私にマイクを突きつけて、将来の夢はあるのかと聞きました。私は「うん、天下を取りたい」と言いました。その場面を見返した時、自分の大胆さに驚きました。言うつもりはなかったんです、口から溢れてしまっただけで。まあ大体の事がそうなんだけど。

Holiday含む、デビューアルバム。

However, my ego understood years later, if you ask the universe for a lot, you're gonna get a lot. It just won’t always be pleasant. So once you embrace and accept this universal law, you just might survive, not only the entertainment business, not only the music business, but you just might survive this crazy thing called life. My nose is now running.

でも、私の自我は数年後に理解したのです。宇宙に多くを求めたら、多く返ってくるってことを。いつも愉快な結果になるわけではないけれど。だから、一度この普遍的法則を受け入れたら、生き抜くだけです。エンターテイメント産業だけでなく、音楽産業だけでもなく、人生と呼ばれるこの狂ったモノを、生き抜くだけなんです。鼻が垂れちゃった。

凄惨な差別と戦ってきた仲間の死

I said this last week in Miami and my found raiser and I'll say that again.People say that I’m so controversial but I think the most controversial thing I’ve ever done is to stick around. Michael [Jackson] is gone 2pac is gone. Prince is gone. Whitney [Houston] is gone. Amy Winehouse is gone. David Bowie is gone. But I’m still standing. I’m one of the lucky ones and every day I count my blessings.

これ、先週マイアミでもファンドレイザーに言ってきたんだけど、また言います。人は私を物議を醸す存在だって言うけど、今までやってきた中で最大の物議は、まだここにいる事です。Michael、2Pack、Prince、Whitney 、Amy Winehouseは亡くなりました。David Bowieもです。でも私はまだここで立っています。私はラッキーな者の一人で、毎日恵まれている事に感謝しています。

キリストよりも有名になった”黒人”。猛烈な差別を食らっていた。
若くして凶弾に倒れた2Pac、マドンナとの共演作。
DVやドラッグに苦しんだホイットニー。可愛い曲を。
イギリスのパパラッチはいつだって極悪。
マドンナがデビューした年、マイケルはスリラーで世界に衝撃を与えた。まだ悲しい。
25歳の若さで凶弾に倒れた天才ラッパー。
2Pacの歴史はHipHopの歴史であり、アメリカの歴史である。必見。
2012年、グラミー賞前日に衝撃の溺死。DVや依存症に苦しんだ。
2006年の2枚目となるスタジオアルバム。2011年、ドラッグとアルコールの過剰摂取で27歳で逝去。

アーティストとして伝えたい事。

There are so many other chapters I'd like to share with you but they said I only have 3 minutes (and I'm pretty sure I don't have enough time)

他にもお伝えしたい事はあるのですが、あと3分しかないみたい。絶対そんな時間無いね。

What I'd like to share with you as an artist is this. We live in a world now where we get information fast, but we don't get knowledge. Knowledge needs to be earned. There are no easy ride. Society perpetuates the idea of no process, technology means we get what we want faster and easier, but are we happier? Are we most successful? Does it mean that we achieved more? I think you know the answer to that.

アーティストとしてお伝えしたい事は、これです。私たちは素早く情報が手に入る世界に生きていますが、同じように知識を得る事はできません。知識は、苦労して手に入れるものです。楽な道のりはありません。世の中は効率化し、技術は欲しいものを素早く簡単に手に入るようにしました。でも我々は幸せでしょうか?我々は、最も成功しているのでしょうか?我々は、困難を克服したのでしょうか?これらの答えは、皆さんご存知でしょう。

Put your focus on what you have to say to the world not what the world has to say about you.

あなたが世界に言わなければならない事に集中して下さい。世界があなたについて言わなければならない事ではなくて。

What I would like to say to all the women here today is this. Women have been so oppressed for so long, they believe what men have to say about them. And they believe they have to back a man to get the job done. And there are some very good men that worth of backing, but not because they’re men, because they’re worthy.

女性として伝えたい事。

今日ここにいる全ての女性に言いたい事は、これです。女性はあまりにも長い間、抑圧されてきました。女性は、男性が自分達に言わなくてはならない事を信じています。そして男性を支えなければならないと信じています。勿論、支えるに値する素晴らしい男性だっています。でもそれは、彼が男だから支えるのではなく、支える価値があるから支えるのです。

As women we have to start appreciating our own worth and each other's worth. Seek out strong women to be friend, to align yourself with, to learn from, to be inspired by, to collaborate with, to support, to be enlightened by. True solidarity amongst women is a power all on its own, and no opposing force stand a chance in the face of the solidarity. But women need to feel secure enough to trust themselves, to believe in themselves, and when we do, we will be unstoppable.

女性として、私たちは自分とお互いの価値を認め、感謝し始めなければなりません。友情を育み、同調でき、教えられ、影響され、協力し合え、支持できて、啓発してくれるような、強い女性を探し求めるのです。女性の間の本当の連帯こそが力であり、連帯の前ではどんな反対勢力も無力です。しかし女性は信頼し合い、信じ合う為に、十分な安心感を感じていなければなりません。それができた時、私たちは誰にも止めることはできなくなるでしょう。

As I said before, it’s not so much about receiving this award as it is having this opportunity to stand before you and really say thank you as a woman, as an artist, as a human. Not only to the people who have loved and supported me along the way – and so many of you are sitting in front of me right now – you have no idea, no, how much that support means. But to the doubters, the naysayers and to everyone who gave me hell and said that I could not, that I would not, that I must not : your resistance made me stronger, made me push harder, made me the fighter that I am today, made me the woman that I’m today.

お伝えした通り、この賞を受賞する事よりも、皆さんの前に立ち、女性、アーティスト、人間として感謝をお伝えできる機会に感謝します。これまでの間、私を愛し、支えて下さった方々のみならず…その中の多くの方が今目の前に座っていらっしゃいますが…その支えがどれだけ意味のあるものか、絶対にご理解頂けないほど感謝しています。しかし、懐疑的な方々、反対論者、私を地獄に突き落とした皆さん、お前には無理だと言い続けた皆さんにも感謝します。あなた達の反対は、私を強くしました。後押ししました。ファイターにしました。それらが、今いる私を作ったのです。

So, thank you.

だから、ありがとう。

That was like an Elvis Pressley moment...anyway, thank you, thank you, Anderson here is amazing, Thank you everyone here tonight, today, your support, Sorry I'm such a cry baby.

プレスリー的な瞬間だったね。本当に有難う。このアンダーソンは素晴らしいよ。今夜はサポートを有難う、ごめん泣き虫で。

マドンナ初心者さんへのお勧めパフォーマンス:Super Bowl Halftime Show 2012

キャリアが長いアーティストのお勧めパフォーマンスは選ぶのが大変なのですが、派手で、色々詰まっていて、ひたすら楽しい……ということで、全米で最高の視聴率を誇るスーパーボウル、ハーフタイムショーでのパフォーマンスです。ゲストは LMFAO(Motownベリー・ゴーディの息子と孫)、Nicki Minaj、M.I.A. 、CeeLo Green。

スーパーボウルは、日本では毎年真夜中のOAですが、ハーフタイムショーの間はオードリーのお二人が試合について喋っているので(恐らく放映権の問題)、オードリーファン、スポーツファンの皆さまはとても楽しいかと思いますが、シンプルな音楽ファンの皆様におけましては、大人しく寝ましょう。

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