海外暮らし

シェアハウスde共同生活〜トラブル一覧〜

海外で生活するワーホリや留学先の多くは、「ルームシェア」や「シェアハウス」に滞在します。特に日本人の若い方々は、資金が少ない、英語が不自由、滞在ステータス(ビザ)の都合など、何かしらの理由で、一人暮らしがしたくても、 なかなかできないのが現状と言えます。

各国各地から、様々な年齢、教養、職業、経験値、マナー感覚を持つ人々が集うのがシェアハウス。ここでは、頻繁に起こるトラブルを一覧にしました。

〜〜基本的な心構え〜〜

  • “人様の持ち家で、人様の家具を使用し、赤の他人と生活する”という大前提を忘れずに。
  • 「家賃&光熱費を払っているのだから何をしても良い」わけはありません。あなたの家ではないのです。
  • ルームシェアやシェアハウスには「(昭和の日本的)お母さん」も「使用人」もおりません。家事に労力を割きたくないのであれば、お金を稼いで一人暮らしの上、家事手伝いの方を雇いましょう。
  • 価値観の違いやミスは誰にでもあります。人を許容する気持ちがない方は他人と暮らせません。
  • 汚く騒がしく暮らしたい方は、汚く騒がしい物件を選ぶ。綺麗で静かに暮らしたいなら、綺麗で静かな物件を選びましょう。
  • 不機嫌な日は不機嫌を撒き散らさず、部屋にお籠り下さい。
  • 「気に入らなければ自分でやる/一人暮らしをする」が鉄則。

場所別トラブル一覧

【キッチン編】

  • お皿や調理器具。
    公共のお皿は使用後すぐに洗って片付けましょう。どうしても洗う時間がなかった場合は、一度お部屋に持ち帰り、帰宅後に処理すると良いでしょう。洗い場に放置は頂けません。
    一方、調理器具はその場で洗って片付けなければ次の方が使えませんので、すぐに洗いましょう。時間がないのであれば、使用しなければ良いだけの話です。 また、食器洗いは洗い残しのないように気をつけましょう。「たまに洗い残しがある」程度であれば許容範囲内ですが、「あの子が使った後はいつも洗い残しだらけ」となると話は別です。洗い場の生ゴミは放置してはいけません。不衛生ですし、夏場は特に虫も来ます。ゴミはゴミ箱に捨てましょう。

  • 洗い場のトレイ。
    トレイに乾いたお皿がある場合、片付けた上で濡れたお皿を置きましょう。共同生活では「誰かが片付けるだろう」「私が使ったものではないから片付けない」というのは通用しません。誰もがやらないと、堆く積み重なったまま放置され、衛生的にも宜しくありません。トレイは週に一度程度は洗わなければ、すぐにカビが生えます。

  • ガス台、調理場。
    使用後は油や水を吹きこぼしを綺麗に拭き取りましょう。国や街や家に寄って規格が違いますが、電気が通う部分は取り外しが可能な物もあります。汚したらすぐに取り外して拭いておくと、吹きこぼしが焦げ付かずに済みます。

  • 炊飯器、トースター、レンジ。
    炊飯器に炊いたお米を置きっぱなしにすると、次に使いたい方が使えません。炊けたら取り出し、お釜と蓋を洗うのを忘れずに。レンジは、中に何かこぼした、爆発させた場合はお皿も壁面もすぐに拭きましょう。汚れを拭かずに使い続けると、汚れが取れなくなります。トースターも同じく、使った後は中身を完全に取り出しましょう。経年劣化や積年の汚れは仕方ないにしても、取り残しはこびり付きます。トースターの下のトレイや網は水洗い可能なものが多いので、確認を。

  • 冷蔵庫。
    許可なく他人のものを使わないこと。「これ位いいや」は通用しません。泥棒と同じです。また、定められた自分のスペースをはみ出さないようにしましょう。多忙、料理好き等の理由で 1週間分大量に買い込み、食料品をストックしたい方もいらっしゃるでしょうが、自由奔放に広いスペースを使いたいのであれば一人暮らしを。

  • ゴミ箱。
    匂いの強いものはすぐに捨てる!又は、洗ったり包んだりしないと異臭を放ち、虫が湧きます。夏場はもちろん、冬場も室内が暖かいので、すぐに腐臭がしてきます。特に納豆パックや果物の皮は異臭を出しがちなので気を付けましょう。
    また、お部屋に溜まった普通ゴミを、公共のゴミ箱に捨ててばかりは頂けません。自分のゴミは自分で捨てましょう。

【ダイニング編】

使用後のテーブルは、台拭きで拭きましょう。未就学児童以外の食べこぼしは総じてみっともないだけでなく、不愉快なものです。

【お風呂場編】

  • 落ちた髪の毛。
    シャワー時や髪をといた時に床に落ちた髪の毛は、上がる時に拾って捨てましょう。ティッシュやトイレットペーパーで軽く拭き取るだけで十分に拾えます。また、髪の毛を排水溝に流しっぱなしにすると、詰まります。面倒でも各自、使用する度に拾って捨てましょう。

  • トイレ。
    使用後は振り返って次の人が不快な思いをすることがないかどうか確認しましょう。トイレの汚れは、安く汚いシェアハウスでも大きな問題となります。

  • お化粧、髪の毛のブロウ。
    混雑時の長時間使用はやめましょう。特に朝の長時間のシャワー、お化粧、ブロウなどは激怒される可能性が非常に高いことの一つです。同居人全員のお出かけの時間を確認して調整する、お化粧やブロウは自室でするなど、平和に共同生活できるように工夫しましょう。

【洗濯機・乾燥機編】

  • 使用における注意。
    使用後はなるべく早めに取り込みましょう。入れ続けたままにしておくと、次の方が使えません。他の住人と共同使用の場合、紛失(あなたの次に洗濯機を使用したい人が あなたの洗濯物を勝手に取り込む→靴下を取り込み忘れる→あなたの靴下と自分の洗濯物を一緒に回す→靴下紛失)、盗難等の被害もありますが、多くは終了しているのにすぐに取り込まなかったことに起因します。乾燥機の場合、次の人が途中で勝手に開けて取り出している場合も0ではないので要注意。

  • 乾燥機の埃。
    乾燥機の埃は、溜まった時点で各自が除去すると良いでしょう。共同のランドリールームの場合は、清掃の方が処理してくれているはずですが、そうでない場合は、住人の誰かがやらなければ、すぐに埃が溜まります。

【玄関・お部屋編】

【玄関周辺】

諸外国では、日本の玄関と違い、“上り框”ではありません。つまり、土足禁止のお宅でも、玄関は土足で入ることになります。よって、ドアの前で靴裏を軽く払う等しないと、即座に玄関及び室内が汚れます。

【インロック】

ワーホリや留学生にお部屋を貸している物件の場合、室内のドアに内鍵がかかるものも少なくありません。つまり「中から鍵をかけてドアを閉めると、施錠されている状態」となるため、鍵を持たずに外に出ると、締め出されてしまいます。

インロックをしてしまうと、鍵の管理をしている人(オーナー、マネージャー、管理会社等)に問い合わせて開けてもらわなければなりませんが、24時間いつでも対応できる家は、そう多くはありません。オーナーやマネージャーは仕事を中断して対応することもありますし、仕事中や旅行中で対応できないこともあります。締め出された時に携帯電話を持っていないと、連絡さえできないこともあります。これはご自分にも、管理者にも、時には同居人にも負担がかかるため、各自注意しましょう。業者の場合$100程度徴収することもありますが、それ位インロックは面倒なことと言えます。

【生活態度編】

【挨拶:「おはよう」「おかえり」「ありがとう」「ごめんなさい」】

挨拶は社会の基本です。家の中で誰かに会ったら、一言交わすと良いでしょう。誰とも喋りたくないのであれば、一人暮らしをするのが ご自分にとっても周囲にとっても平和です。挨拶ができない方、不機嫌を撒き散らす方は共同生活に向きません。
また、同居人に何かをしてもらったら「ありがとう」、迷惑をかけたら「ごめんなさい」などは、当たり前に言いましょう。例えば直接言えなかった場合、誰が親切にしてくれたか分からない場合等は「お皿を放置して忘れていました、片付けてくれた方ごめんなさい!」など、メモを置いておくなどすると円滑です。共同生活は持ちつ持たれつです。多大な迷惑をかけた場合等は、可能な範囲でお返しする等すると平和でしょう。

【人様の私物の無断使用厳禁】

人様の私物は勝手に使ってはいけません。特に消耗品で起こりがちなトラブルですが、調味料、トイレットペーパー、シャンプー、コンディショナーなど、個人の所有物を許可なく使うのは窃盗と変わりません。やむにやまれず使ってしまった場合は「ごめんなさい」を忘れずに。また、家によってルールは異なります。お友達が遊びに来た際などは、自分の家のルールを教えてあげましょう(「トイレットペーパーは個人購入だから、自分の棚にあるものを使ってね」など)。

【騒音】

日本の一般的な家屋と比較すると、諸外国の家屋の壁はとても薄いです。つまりドアの開閉や足音は、隣近所やルームメイトに筒抜けです。ドアはノブを回して静かに開閉し、歩く時は踵から足を落とさないようにすると良いでしょう。

また、深夜に日本との国際電話をする場合などは要注意。「電波が悪くて/楽しくて声が大きくなってしまう」等はありがちですが、大変に嫌われる要因となるので気を付けましょう。

特にワーホリや学生が集う家では、入居者それぞれの生活時間帯が大きく異なります。朝寝る方もいれば、夜起きている方もいます。騒音は大きな問題となるので気を付けましょう。

まとめ

お客様は神様ではありません(そも、三波春夫も今まかり通っている解釈で この発言をしたわけではありません)。特に北米や欧州諸国では、一般的なお店であっても「客が店にお邪魔する」スタンスの地域が多く、お客様至上主義では全くありません。

日本からお越しの方の中には「(レントとして)お金を払っているのだから何を言っても良い」「(部屋貸しで儲けているのだから)オーナーはどんな要求でも飲むべき」「(自分が我儘なだけなのに)うちのオーナーはおかしい」等とお思いの方も多くおられるのですが、お金を払っている側が絶対なんてことはございません。

……勿論、オーナー側やルームメイトが色々と酷いお家もあります。留学やワーホリで大事なのは、お金よりも、時間。居心地良く暮らせないお家は、とっとと出ましょう。シェアハウスは、シェアメイトに左右されます。皆さんが相性の良いシェアハウスで、相性の良いシェアメイトと、穏便に暮らせますように。

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